本作品は記念すべき飛龍の拳の第一作目として世に送り出されました。 アーケード作品ということもあり、本作品をご存知でない方もいらっしゃるかもしれません。 販売元は「株式会社タイトー(TAITO CORPORATION)」となっています。
8方向レバーと2ボタンによる操作方法と「心眼システム」は既にこの時点でほぼ完成されており、 非常にテンポの良いゲーム内容に仕上がっています。 キャラクターは今から見るとやや少なく、名前が明記されているのは「ブルースチェン」 「ソンラム」「ゴウハヤト」「ライオン・キッド」「ブルーザー」「モンスターマン」の6名のみです。 ゲームモードは基本的に1種類ですが、設定により「上級試合」の有無が変更できるようになっています。 しかしこれは店舗側での設定となるため、プレイヤーが選択することはできません。 (デフォルト設定では「有り」となっています) 難易度はやや高めかと思われます。
余談になりますが、 本作品はアーケード作品であるため、コンシューマとは異なり「基板」単位で流通していました。 ※基板はゲームプログラム本体(OSとアプリ)のみで構成されているもので、 ゲームをプレイするためにはこの他にコントロールボックス(電源)と専用ジョイスティックが必要になります。
実はこの基板にはちょっとした仕掛けがあり、基板に取り付けられた電池が切れると データの一部が消去されてしまいプレイ不可能となってしまいます。 こうなると電池交換では復帰できず、メーカー修理が必要となります。 ※私が入手した基板は入手時既に改造が施されており、電池無しで動作するようになっていました。 |